
2020年ダイワ新作、STEEZ AIR が発売されたので早速使ってみました。
バス用に買ったけれどドラグ性能込みで感触を掴みたかったので
とりあえずトラウトの管理釣り場に行ってきました。
訪れたのはあきる野にあるフィッシュアップ秋川湖。
初めて使うリールのテストと同時に初めて訪れる場所なので全て探り探りの釣行でした。
15年の SS AIR から実に5年ぶりのベイトフィネス専用機と銘打った商品だけあって発売前から宣伝にかなり力を入れていた印象。
特に、今までよりさらに軽いものがトラブルレスで投げられる
と言うことを強調しているように感じたので
ラインセッティングはトラウト用の細糸ではなくバス釣りを意識したものにしました。
と言うかそのままバス釣りで使うつもりで出撃。
セッティング
- ロッド: Fishman Beams Sierra
- ライン: バークレーバニッシュレボリューション6lb
- ブレーキ: MAX20のうち 2〜6 を使用
投げたルアー
- DSベビーバイブ
- ソルティーソニック3.5g
- 2〜5gスプーン
- 2〜3gクランク
- 2〜4gミノー
感想
欲しい欲しいと言っていたものがようやく手に入った。
軽いものが投げれる云々以上に、
キャストやフリップ時のブレの少なさが欲しいと思っていたので期待通りのものがやってきた。
「軽いものがトラブルレス」については個人的に低めにしていた期待値は上回ってくれました。
違うリールの話なのでなんとも言えないですが、
0.3号の PE をセッティングしたカルコン BFS より1〜2mほど飛距離が出た印象。
大体メーカーは宣伝のために1gガー2gガー!と謳って回ってますが、
テストしてるのも YouTube で語ってるのもみんな凄腕のプロ達。
なので、自分が使ったときには話半分ぐらいの性能しか発揮できないであろうと計算していたのですが、
一応そんな期待値よりは軽めのものが投げやすかったです。
すもらばがんばる
エグいカバーに対する最後の伸びだとかは管理釣り場でエグいカバーが存在しないのでそれはまたいずれ。
ちょっと仕事が忙しいので次がいつか目処が立っていませんが。

ドラグ性能は特に問題は感じませんでした。
少なくとも管理釣り場とはいえ、50upのニジマスをゴリ巻きで引き寄せることができました。
アルデバランやカルコンBFSなど、トラウトではシマノのリールをここ数年使い込んでいたのでドラグ音が鳴らなくて最初調整に戸惑ったぐらいです。
ネイティブの川にいる魚と比較したら比べものにはならないのだろうけど、
奥多摩アガリを推していることもあり、
色々行っている中ではここのマスはかなり引く部類だったので、
バスでもトラウトでもネイティブでエグいサイズをかける前に感触を味わえたのはよい予行演習になったと思います。
トラブルレスについてですが、
当たり前だけどバックラッシュはします。
当日はなかなか強い風が吹いていて
一緒に持っていっていた PE のスピニングなどは
キャスト後不意に強くなった風で軌道が大きく逸らされることがしばしばありました。
加えて、入ったポイントで魚がヒットするエリアがなかなか沖目だったこともあり、
少しでも飛距離を伸ばそうとブレーキを2まで下げて強風と戦うのはしんどかったと言うか、
途中で深刻なバックラッシュに見舞われ途中であえなくライン巻きなおしする羽目になりました。
一応あるのかないのかわからない自分の沽券のために書くとそんな事態は数年ぶりです(笑)
性能実験なので致し方ない。
箱から出してすぐの釣行でセッティングも何もないという状態なので、
もう少し煮詰めていけば宣伝で語っているような使い心地に近づけられるのではないでしょうか。
自分的には藤田プロが虫ワームをやっていたのが気になっているので同様のことができるかチャレンジしてみたいです。
ついで的に釣果の話ですが、
最初1時間ほどはフィールドの癖が分からず当たりもない状況でした。
釣れてる人達を観察してカラーやサイズ感を合わせて行きつつ、
周りがやってないことを混ぜていって50upのニジマス4本に40upのイワナ2本含む釣果でした。
なぜか20cmクラスが自分にはかからず数が伸びませんでしたが…
初めて行ったものの設備は綺麗で
ポンドの魚も攻略しがいのある魚たちだったのでまた行こうと思います。