色々あってホームを霞ヶ浦に移してちょうど一年位。
移した当初から霞ヶ浦でビッグベイトで釣ることを目標に
そもそも釣りに行けない月もありましたが、出来る限り毎月船を出してひたすら投げ続けていました。
もう 10 月も半ばに差し掛かり、霞では今年はノーフィッシュか?と思いかけた先日、
ようやく思い求めた 1 本を取ることが出来ました。

46cm/1525g、片目が痛々しい感じですがいいコンディションのまさにビッグベイトで釣れた魚感あふれる魚で、
ド定番ですが風の吹き始めのタイミングで沖のヘラ台にサスペンドしていた魚にうまくアプローチできた、これまた絵に書いたような釣れ方。
ロッドやリール、ライン、フック、チューニングシンカー、ルアーのカラーをもっと上手に釣っている人たちを研究しながら
自分自身でも試行錯誤していた末にようやく出せた 1 本だったので久しぶりに手が震える 1 本になってくれました。
タックル

- EVERGREEN RSR-C70XHX ラピッドガンナー RSR
- SHIMANO 21 アンタレス DC + DRT バリアルハンドル 95mm
- DRT ナイロン 20lb
- DRT タイニークラッシュ
- フック フロント イチカワ RC KAMAKIRI #1 / リア スタジオコンポジット ツインフック DM #2
当初はツッコミバイトなどに対応するためによりテーパーがはいるグランドコブラでやっていたのですが、自分の出したいアクションを出すためにはもう少し張りのある竿がいいなと打ち物で使っていたラピッドガンナーをビッグベイト用にコンバートしたり、
ルアーの一箇所での滞在時間を少しでも長くしたかったのでこれまた当初はエクストラハイギアなリールを使っていたものをギヤ比 5.5 のローギアリールに置き換えたり、
これは完璧なキャストだ!と思ったら何故か根がかりで回収しに行ったら水深 3~5cm くらいに横たわる葦や木の根、蔦植物にリアフックが引っかかる事案が多発したので根がかりを少しでも減らせるようにリアフックをツインフックに変えたり…
とにかくこのルアーで釣るためにかなり多くの工夫をこらしましたが、もっと上手に釣っている人たちはさらなる工夫を凝らしていて、まだまだようやく入り口に立てたに過ぎないなと思う次第です。
実はこの一本を取る前にもバイトをもらっていて、その魚はリーリングとポーズの狭間ぐらいのタイミングでバイトがあったのでこいつは巻き合わせようとグリグリっと巻き合わせようとしたらポロッと外れてしまった悔しい思いをしているので
ルアーやタックルに対する工夫だけでなく扱う側の人間のスキルももっともっと磨く必要があると痛感させられた日でもありました。