この針なら魚の上顎を貫通できる!とか、バラさない!とか、そういうかっこいい話ではなく、
いかに根がかりしないで回収できるかという話。
今年に入って使い込んでいるベローズギル 3.8
パッケージには 3/0 のフック推奨と書いてあったので、
最初は手元にあったフックを使っていました。
めちゃくちゃ釣れるんですが、とりあえず顎が裂ける。
やわらかボディの割にボディは丈夫なんですが
メーカーの Web サイトを見たらスパイラル式のフックを推奨していたので
HAYABUSA のハイパートルネードが家にあったのでそれを使うことにしました。
とりあえずこれで顎が裂ける問題は解決。
ワームの減りがかなり抑えられました。
もともと品薄気味なルアーなのでありがたいですね。
で、釣れてもワームが全然減らないので何回か同じワームを使いまわしていたのですが、
今度はコイル部分がもげました。
まぁ確かに線径細いしな…と思っていたので違うメーカーのを試すことに。
わりとリューギも好きなので、前回の亀山ダムではリューギのピアスフックを使ってみました。
ハイパートルネードではコイルがもげてしまったので、
比較してコイル部分の作りがシンプルそうなのでこれを選んでみました。
するとどうでしょう、前回までほとんど根がかりとは無縁だったはずなのになくすなくす…
自分なんかより当然遥かにうまいプロたちがテストした上で出しているはずなので、
フックの特性にアジャストできない腕の問題と言ってしまえばそこまでなのですが。
だからと言ってハイソウデスネとおとなしく引き下がるのも癪なので
2 つのフックを並べて比較してみることにしました。
上がハヤブサのハイパートルネード、 下がリューギのピアスフック
こうして並べてみるとハイパートルネードはベンドがかなり垂直になっています。
何も考えずにそれぞれワームをセットしてみました。
ピアスフックの方は少しフックポイント出ている気がします。
というわけでフックを変えたときに、ろくすっぽ形状を見ないで
今まで使っていたフックと安易に同じ要領で刺して根がかりを多発させていた自分のミスということがはっきりしました。
フックは地味で細かいアイテムではあるものの、
ワームの形状に合わせたものをしっかり選んで使おうという教訓でした。